【ニュース】著作権法の改正案 国会提出へ

一定の範囲であれば許可を取らなくても他人の著作物が利用できるようにする新たな規定が文化庁の審議会で決まり、今後、著作権法の改正案を国会に提出することになりました。

記事元:著作権法の改正案 国会提出へ NHKニュース

    著作物の無許諾利用で報告書 文化庁、法改正へ – 47NEWS(よんななニュース)

昨日Twitter で、ある方がポストしているのを見かけました。ニュース検索にもかかっていないのですが、かなり重要な事柄です。感謝します。

内容は、記事元をご覧になればわかりますが、著作物の無許諾利用を『柔軟に』認める「権利制限の一般規定」を法に導入する。というものです。写真や動画の背景に偶然写り込む場合や、資料としての著作物の複製など3つのケースを上げています。

NHKのニュースでは、BLOGなど、個人的に情報を発信する機会が増し、軽微な著作権に反する行為を取り締まる事が不可能になったとも言っています。しかし、これでは、「赤信号みんなで渡れば怖くない」的に受け取れてしまいます。もっとマシな言い訳は無かったのかと考えてしまいます。写真に他人の著作物が写り込む場合、それ自体が宣伝になるケースも多く、むしろ利益を生むケースがあるのではと思います。著作物の、よりいっそうの流通や普及の為に…とか言えば良いのにとさえ思います。

しかし、一方で資料と称してのコピーが認められるわけです。学生時代にコピーバンドをやる際に、課題になる楽曲をメンバーでシェアする事があると思います。本来であれば、各々正規の手段でその楽曲を入手するわけですが・・・
しかしこれも、結果として制作者の意図しない場所で多くの人に届けることが出来るかもしれません。いや、確かにそう言う経験もあります。

いずれにしても、著作者の声を聞かずに(委員会にはいるのでしょうが)「数が多すぎて取り締まれないから」という理由では、権利者は納得しないのでは。

ソニック福岡

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