先週、日本レコード協会(レコ協)から2010年度の音楽メディアの利用実態が報告されました。各所でもニュースに取り上げられています。
大元のレコ協では詳しいデータがダウンロード出来るようになっています。(多少バイアスがかかってて面白いです)
その他では、過去半年間の「CD購入率」が33.7%に減少。RIAJ調査 -AV Watch や、ラブドアブログでは、そのタイトルが衝撃的でした。と、言いますか、笑うしかないですが…
痛いニュース(ノ∀`) : 音楽が売れない!「YouTube、ニコ動が悪い」…日本レコード協会 – ライブドアブログ
レコ協のプレスリリースを読むと、まさにCDという「物」が全くと言っていいほど売れていない実態があきらかになっています。しかし、情報の取得源などは昔と変わらず、女性は全世代に渡ってテレビが最も多く、男性は、若い世代ではテレビが占めるものの40代では「ラジオ」が最も多いというのは、何となく安心する所でもあります。
CDが売れないという状況は現状では何ともし難い状況ですが、この音楽情報の取得源に注目するべきだと考えます。上位を占める箇所に重点を置く、場当たり的な対処ではなくて、情報媒体自体をもっと大事に育てる努力がなくなったこの10数年を振り返れば、このライブドアブログのタイトルのような考え方は無くなるのでしょう。
ソニック福岡
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